爪ケア技能検定とは
爪ケア技能者について
他者の爪のお手入れをするために、安心で安全なケアを提供できるよう、しっかりと学習し技術を習得した“爪ケア技能検定合格者”をいいます。
爪ケアを学ぶ必要性
ネイリストを長年やっていると、どんな爪も綺麗に出来ると過信してしまいがちです。
しかし、痛みや恐怖心を共有できず、特に本心を思うように表現できない他者に対してのケアは予想以上に難しいものであり、これから先の高齢化社会に向けて、どんな爪でもケアできる技術者となることが求められています。
爪ケアを丁寧にすることによって信頼やコミュニケーションが生まれ、喜ばれるスキンシップにより、『ネイリスト』として『社会貢献』できることで、更なるやりがいを感じるようになります。
爪ケア技能検定eラーニング
初級
STEP1 ファイル(ヤスリ)について
1-1 ファイルの構造
1-2 使用前の準備
1-3 使用後の衛生保持
STEP2 ファイルの使用方法
2-1 基本の持ち方
2-2 動かし方
STEP3 ファイルがけ(チップ(疑似爪)での練習)
3-1先端のみ短くする
3-2 爪先全体の形成
3-3 爪の曲線とエメリー面を当てる角度 等
※その他、以下の内容等が含まれます
STEP4 ファイルがけ(自分の爪での練習)
STEP5 ファイルがけ(他者の爪での練習)
【爪の基礎知識と構造】
・感染予防と消毒
・爪の役割と構造
・様々な体勢
・爪ケアの施術周期
【心がけとスキル】
【最終テスト】
中級
STEP1 ニッパーについて
1-1 ニッパーの構造と選び方
1-2 施術用具の衛生保持
STEP2 ニッパーの使用方法
2-1 ニッパーの基本的な持ち方
2-2 サポートハンドと動かし方
2-3 爪を切る目安 等
※その他、以下の内容等が含まれます
STEP3 ニッパーカット(チップ(疑似爪)での練習)
STEP4 ニッパーカット(自分の爪での練習)
STEP5 ニッパーカット(他者の爪での練習)
STEP6 足の爪のカットについて
6-2 ゾンデによる老廃物の除去
STEP7 ニッパーカット(自分の足の爪での練習)
STEP8 ニッパーカット(他者の足の爪での練習)
【爪ケア基礎知識】
・キーワードは安定
・足の爪ケアの大切さ
・そろえておくとよい用具
・様々な体勢(足)
・フットバス
【心がけとスキル】
【最終テスト】
巻爪・肥厚爪などのケア
医療や介護の仕事をしていると、変形している爪にばかり目がいってしまい、「この爪をどうにかしてあげたい」と思うことでしょう。
長年かけて変形してきた爪をケアすることは容易ではなく、そのためにはまず基本になるニッパーやヤスリを上手に扱えなくてはなりません。これらの基本をしっかり押さえ、なおかつ“何故このような変形が起こったのか”“ケアをしたその先はどうしていけばよいのか”を推測しながら施術をしないと、大きなケガや壊疽などの原因をつくってしまう危険性もあります。
そのため、日本爪ケア普及協会では、変形している爪に対する技術は
【爪ケア技能検定上級】とし、初級中級の基本技術やリスクを伴う知識に自信がない方には、上級技術指導は控えております。